らんちゅうの稚魚の飼育をする上で何が一番最適な餌なのでしょう・・・という事は、度々、議論されています。
今のところ、ブラインシュリンプ(アルテミア)が、ランチュウの好みに合い、栄養面や消化しやすいという点からも一番使いやすい・・・ということになっています。
また、孵化したばかりのブラインシュリンプは生きていますので水中で動き回ります。生餌として稚魚の運動を促すという点においても優れていると言えますね。
実は、ミジンコも、らんちゅうの好物なのですが、最近では、昔のように簡単に採取できなくなってしまいました。
ですが、愛好家の中にはブラインシュリンプの後に、ミジンコを餌として使っている方もいらっしゃるようです。
孵化した後のブラインシュリンプは、現在のところ、一番適した餌になってはいますが、パーフェクトという訳ではなく、魚に大変重要なDHAという栄養が含まれておらず、また、コスト的な面でも多少、高い価格になってしまう点があります。
価格もそうですが、孵化率の高い、そして、卵殻の離れが良いブラインシュリンプを選ぶのが大切でしょう。