らんちゅうの飼育は、青水管理・水換え・水温という三つのキーワードが全て1セットになっている作業になります。
これは金魚にも共通しているのですが、特に水温というキーワードには非常に敏感な魚ですので、まずはこのシステムを理解しておきましょう。
らんちゅうにとって最も重要となるのは水温になります。
その中でも、特に6℃と7℃という温度には注意しておく必要があります。
まず7℃以上に水温が保たれている場合には、食欲が旺盛になっていますので、青水を足してあげるようにしましょう。
逆に6℃以下の場合には、現状の青水で十分足りていますので、そのままの状態にしておいても問題はありません。
7℃を越え、それ以上の水温になっている場合には、温度上昇している分だけ、青水を小まめに足してあげる必要があります。
あまり足しすぎてしまうのは問題ですが、ポイントは小まめな水換えが重要になります。
餌という観点だけではなく、水温が上がるという事は、それだけ水槽内の水分が蒸発しやすくなっているという点にも着目しておきましょう。