丹頂らんちゅうとは、肉劉が大きく、身体の丸いランチュウを指します。
体形としてはオランダ獅子頭のようですが、肉瘤が赤く染まってヒレや体は白いことから丹頂鶴のようだ・・・ということから丹頂らんちゅうという名前になったそうです。
そもそも、丹頂らんちゅうは日本オリジナルの品種ではなく、中国原産の金魚になります。
そのため、日本製のらんちゅうと区別するために、ライオンヘッドと呼称されることも少なくなく、現在では丹頂らんちゅうという名称が一般固有名詞となっています。
丹頂らんちゅうは、見た目的にはらんちゅうの基礎を全て抑えていますので、通常のらんちゅうと混同してしまいがです。
しかし実際には、大きな体躯とは裏腹に、かなり慎重で臆病な性格をしている金魚になります。
餌を食べる事にすら警戒心を持っている魚が多いため、時には餌不足で死んでしまう場合もあるそうです。
非常に管理飼育の難しい品種ではありますが、肉劉の美しさから、品評会にも出したくなるような金魚です。