らんちゅうの当歳魚は、その年に生まれた子の事を指し、翌年を迎えると二歳魚となります。
そのまた翌年を迎えると三歳魚、四歳魚と、人間と同じように年を重ねていきます。
らんちゅうの当歳魚は、まだまだ小振りで小さな魚なのですが、らんちゅうの当歳魚専用の品評会も開催されています。
さすがに二歳魚や三歳魚のように粒々とした肉劉になっている訳ではありませんので、あまり飼い主としては良し悪しを付け難い時期ではあるのですが、泳ぐ時の元気の良さや、体躯の成長具合に応じて評価付けが行われていますので、一人の愛好家として上手く飼育できているのか、という一つの指針にはなるかと思います。
らんちゅうの品評会で、賞を獲得した当歳魚がそのまま二歳魚でも賞を取る・・・というのはなかなかそうは言えませんが、これを狙っているブリーダーさんは非常に多いでしょう。
ですので、一定の評価を得た当歳魚に関しては、他の当歳魚と離し、個別で飼育してあげるようにしてください。
そうする事で元気な当歳魚の生存率が高くなり、翌年の繁殖にも大いに役立つ事になります。